皆さん、収納グッズを買ったのにクローゼットが片付かなかった経験はないでしょうか。結論からお伝えします。収納グッズは「服を減らしてから」「使う場所を決めてから」買うと失敗しません。先に買うと、サイズが合わなかったり使わないまま余ったりします。
この記事では、衣替えを快適にする収納グッズを8つのカテゴリーに分けて紹介します。あわせて、買う前に確認したいことと、素材によっては使ってはいけないグッズがあることもお伝えします。
限られたスペースを効率よく使えるだけでなく、衣類を型崩れや湿気・虫食いから守るのも収納グッズの役割です。ご自身のクローゼットに合うものを選んでいきましょう。
※この記事は2026年9月12日に情報を再確認し、更新しています(初回公開:2025年9月13日)。商品の取り扱い状況・価格は変動するため、購入前に各販売ページでご確認ください。

収納グッズを買う前に確認したい3つのこと
グッズ選びの前に、押さえておきたい前提があります。ここを飛ばすと、買ったのに使わないという結果になりがちです。
①先に服を減らす
収納グッズは、入りきらない量をどうにかする道具ではありません。今ある服を整えて取り出しやすくする道具です。
クローゼットの容量を超えている状態でケースを買い足しても、置き場所が増えるだけで根本は解決しません。目安は、クローゼットの容量の8割に収まる量。ハンガーが動かしづらい、引き出しが閉まりにくいという状態は、量が多すぎるサインです。
②置く場所のサイズを測る
買ってから「入らなかった」というのは、収納グッズでもっとも多い失敗です。測るのは次の3つだけで十分です。
- 幅:置きたい場所の内寸(扉の枠がある場合はその内側)
- 奥行き:手前の扉やレールに当たらないか
- 高さ:引き出しを開けたときに上の棚に当たらないか
とくにベッド下やクローゼットの下段は、高さの制約が厳しい場所です。数センチの違いで入らなくなるため、必ず実測してから選んでください。
③同じシリーズで揃える
収納ケースは、今持っているものと同じシリーズで買い足すのが鉄則です。規格がばらばらだと積み重ねたときに無駄な隙間ができ、縦の空間を使い切れません。
新しく揃える場合も、最初に1つのシリーズを決めてしまうと後がラクになります。見た目が統一されるだけでなく、追加や入れ替えのときに迷いません。
かさばる服をコンパクトに!衣類圧縮袋

圧縮袋を使うと、収納スペースを大幅に節約できます。掃除機タイプや手押しタイプなど種類も豊富で、防虫・防湿加工のあるものなら長期保管にも向いています。
ただし、圧縮してはいけない素材があります。ここを知らずに使うと、次のシーズンに大切な服が台無しになります。
| 素材 | 圧縮袋の可否 |
|---|---|
| 化学繊維、綿、薄手のニット | 使える |
| ダウンジャケット | 避ける(ふくらみが戻らない) |
| ウール、カシミヤ | 避ける(繊維がつぶれて保温性が落ちる) |
ダウンを圧縮して、次の冬にぺたんこのまま戻らなかった。これは非常によくある失敗です。どうしても圧縮したい場合は、空気を抜きすぎず8割程度にとどめてください。
なお圧縮袋は消耗品です。何度か使ううちに密閉するチャックの部分がゆるみ、空気が入ってしまいます。ふくらんでいたら交換の合図と考えてください。
おすすめ商品例
出し入れがラクな収納ケース

引き出し式やキャスター付きの収納ケースは、衣替えの主役といえるアイテムです。透明タイプなら中身がすぐ分かり、ラベルを貼れば管理もしやすくなります。
選ぶときは「厚み」で使い分けると迷いません。浅型にはTシャツやインナー、深型にはパーカーや厚手のニット。服の種類ではなく厚みで分けると、どこに何を入れるか毎回考えずに済みます。
中身が見えないケースを選ぶ場合は、必ずラベルを貼ってください。何を入れたか忘れて同じ服を買ってしまう、という失敗はここから起きます。
おすすめ商品例
ただし、収納グッズを活用するだけでは片付かない場合もあります。
そんなときはまず「捨てる基準」を見直すことが大切です。
👉 衣替えで迷わない!服を捨てる基準と収納のコツはこちら

服の型崩れを防ぐ仕切りグッズ

引き出しの中で服が崩れるのを防ぐのが仕切りグッズです。ブックエンドのような仕切りやボックスを使えば、Tシャツやインナーも立てて収納でき、一目で選べるようになります。
ポイントは立てて並べることです。重ねてしまうと下の服を引っ張り出すときに崩れ、結局上のものばかり着ることになります。本を並べるように収めると、全部の服に手が届きます。
仕切りは、引き出しの高さより少し低いものを選ぶと出し入れがスムーズです。高すぎると引き出しの開閉で引っかかります。
おすすめ商品例
※2026年9月12日時点で、楽天市場での取り扱いが確認できませんでした。
✅ 引出しや収納ケースをすっきり整頓
✅ 仕切りなし・ありの全8種類
✅ 丈夫な生地とシンプルデザイン
湿気・虫食い対策に必須の防虫剤・除湿剤

せっかく収納した服を、湿気や虫食いでだめにしては元も子もありません。防虫剤と除湿剤は、置き方に決まった正解があります。
- 防虫剤は衣類の一番上:成分が空気より重く、上から下へ広がるため
- 除湿剤は下:湿気は下にたまるため
- 種類の違う防虫剤は混ぜない:成分が反応して衣類にシミが出ることがある
もっとも多い勘違いが1つ目です。引き出しの底や衣類の下に入れても、効果はほとんど届きません。
交換時期も見落としがちです。開封日をメモしてケースの表に貼るか、ゼリー状に変化するタイプを選ぶと、残量が目で分かって管理しやすくなります。
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※2026年9月12日時点で、楽天市場での取り扱いが確認できませんでした。
✅ 植物成分で衣類をしっかり守る
✅ 家族みんなの衣類に使える
✅ 収納空間まるごと消臭
布団もスッキリ!布団収納ケース

衣替えでは布団の入れ替えも欠かせません。布団収納ケースを使えば、かさばる布団もまとまり、押し入れやクローゼットに収めやすくなります。
選ぶときは不織布のタイプがおすすめです。ビニール製より通気性がよく、湿気がこもりません。防ダニ加工があるものならさらに安心です。
しまう前の手順にもコツがあります。天気のよい日に半日ほど干し、1時間ほど冷ましてから袋に入れてください。干した直後の布団は熱と湿気を持っているため、そのまま入れると内部に水分を閉じ込めることになります。
なお、羽毛布団は圧縮しないでください。ふくらみが戻らず、保温性が大きく落ちます。
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クローゼットを広げる!ハンガーラック

収納力が足りないと感じるなら、ハンガーラックを追加する方法があります。伸縮式や二段式を選べば、限られたスペースでも掛けられる量を増やせます。
選ぶときに見ておきたいのが耐荷重です。コートやスーツを掛けると重量はすぐに増えます。表示されている耐荷重に対して、余裕を持った使い方をしてください。
ただし一点、お伝えしておきたいことがあります。ハンガーラックは服を増やす方向に働きます。掛けられる場所が増えると、その分だけ服が増えていきがちです。
本当に必要なのか、それとも服を減らすべきなのか。買う前に一度考えてみることをおすすめします。
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※2026年9月12日時点で、楽天市場での取り扱いが確認できませんでした。
✅ 高さ調節可能
✅ キャスター付きで移動に便利
✅ こぼれ止め付き
整理上手の必需品!ラベルシール・ラベルプリンター

収納ケースにラベルを貼るだけで、次回の衣替えが格段にラクになります。ラベルシールなら手軽に、ラベルプリンターなら統一感のある仕上がりになります。
書く内容はざっくりでかまいません。「秋冬ニット」「子ども用トップス」程度で十分です。細かく書きすぎると、中身が変わったときに書き直すのが面倒になり、結局古いまま放置されます。
まずはマスキングテープに手書きから始めるのがおすすめです。貼ってはがせるので、中身の入れ替えにも対応できます。運用が続きそうなら、専用のラベルプリンターに移行すると見た目が整います。
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コスパ抜群!100均で揃う収納アイテム

圧縮袋や仕切りケース、ラベルシールなど、100円ショップでも実用的な収納グッズが揃います。低コストで試せるので、まず使い勝手を確かめたいときに向いています。
とくに相性がよいのは、仕切りやラベルなど「消耗しにくく、数が要るもの」です。引き出しごとに仕切りを入れるとなると数が必要になるため、価格の差が効いてきます。
一方で、長く使う収納ケースは同じシリーズで揃えられるものを選ぶほうが結果的に無駄になりません。100円ショップの製品は入れ替わりが早く、買い足したいときに同じものがないことがあります。
使い分けの目安は、「試すものは100円ショップ、続けるものは定番シリーズ」と考えると分かりやすいでしょう。
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置き場所が決まらないときは
収納グッズを選ぶ前に置き場所を決める、とお伝えしましたが、そもそも場所が足りないという場合もあります。
そんなときに見直したいのが、クローゼットの上部に空いている隙間です。ハンガーに掛けた服の上には、たいてい20〜30cmの空間が残っています。ここに浅型のケースを置くだけで、収納量はかなり増えます。
ほかにも、ベッド下、階段下、玄関収納の上段など、意識されていない空間は家の中に意外と残っています。新しい家具を買う前に、こうしたデッドスペースを探してみてください。
スペース別|どこに何をしまうか
グッズを選ぶ前に、家のどこにしまうかを決めておくと迷いません。場所によって向いているグッズが変わります。
クローゼットの上段
手が届きにくい場所なので、年に数回しか使わないものの指定席にします。冠婚葬祭の服や来客用の寝具が向いています。
取り出しやすさを考えると、持ち手のついた軽いケースを選んでください。重いものを頭の上から下ろすのは危険です。
クローゼットの下段
高さの制約が厳しい場所です。買う前に必ず内寸を測ってください。数センチの違いで入らなくなります。
湿気がたまりやすい場所でもあるため、すのこを1枚敷いて床から浮かせると空気の通りがよくなります。除湿剤と組み合わせれば、カビのリスクをかなり下げられます。
ベッド下
見落とされがちですが、まとまった量が入る貴重なスペースです。キャスター付きの浅型ケースが向いています。
ただしホコリがたまりやすいので、フタ付きのものを選んでください。年に2回、衣替えのたびに引き出して床を掃除する習慣をつけると清潔に保てます。
押し入れ
奥行きがあるため、手前と奥で使い分けるのがコツです。奥にオフシーズンのもの、手前に今使うもの。引き出せるケースを選ぶと奥も使いやすくなります。
布団をしまう場合は、不織布の収納ケースが適しています。ビニール製より通気性がよく、湿気がこもりません。
収納グッズを長く使うためのコツ
せっかく買ったグッズも、使い方を誤ると1シーズンで傷んでしまいます。長持ちさせるポイントを整理しました。
収納ケースは8割までにとどめる
もっとも大事なのがこれです。詰め込みすぎると、ケース自体がたわんで変形します。積み重ねたときに下のケースが開かなくなる原因にもなります。
服の側にも影響があります。空気が通らないと湿気がこもり、カビの原因になります。取り出すときにシワだらけになるという問題も起きます。「あと1枚入りそう」でやめるのが、ケースと服の両方を守るコツです。
圧縮袋は空気を抜きすぎない
圧縮袋は、限界まで空気を抜くと繊維に負担がかかります。8割程度にとどめると、服の傷みを抑えられます。
また圧縮袋は消耗品です。何度か使ううちにチャック部分がゆるみ、空気が入ってふくらんできます。ふくらんでいたら交換の合図と考えてください。使い続けても収納効果はありません。
年に一度はケースを拭く
服を全部出す衣替えのタイミングは、ケースを掃除できる年2回の機会です。
乾いた布で内側を拭き、隅にたまったホコリを取り除いてください。ホコリは虫のエサになります。きれいに洗った服を、ホコリの残ったケースに戻しては意味がありません。
湿気が気になる場合は、拭いたあとに30分ほど開けたまま風を通すとさらに安心です。
置き場所を固定する
ケースの置き場所を毎回変えていると、次の衣替えのたびに「どこにしまったか」を探すことになります。
クローゼットの下段、ベッド下、押し入れの右側というように、置き場所を決めて固定してください。戻す位置が決まっていれば、次回の作業時間が目に見えて短くなります。
どれから買えばいい?優先順位のつけ方
8つ紹介しましたが、すべてを一度にそろえる必要はありません。効果の大きい順に3段階で考えると、無駄になりません。
| 優先度 | グッズ | 理由 |
|---|---|---|
| まず買う | 収納ケース/防虫剤・除湿剤 | これがないと収納そのものが成立しない |
| 次に買う | 仕切りグッズ/ラベル | 取り出しやすさと管理のしやすさが大きく変わる |
| 必要なら | 圧縮袋/ハンガーラック/布団ケース | 置き場所や服の量によって要不要が分かれる |
最初にそろえるべきは、収納ケースと防虫剤・除湿剤の3つです。この3つがあれば、衣替えは問題なく進みます。
仕切りやラベルは、使ってみて「取り出しにくい」「何が入っているか分からない」と感じてから足せば十分です。不便を感じてから買うほうが、自分に必要なサイズや数が正確に分かります。
逆に、ハンガーラックだけは慎重に考えてください。収納力が増えるぶん、服も増えやすくなります。
買い足すタイミングはいつ?
おすすめは衣替えの「後」です。作業をしてみて、実際に不便だった部分だけを買い足します。
前もって買うと、サイズが合わなかったり、思ったほど使わなかったりします。「取り出しにくかった」「中身が分からなかった」という具体的な不満が出てから選べば、必要なものだけが手に入ります。
とくに収納ケースは、服の量が確定してからでないと必要数が分かりません。仕分けを終えてから数えるのが確実です。
収納グッズに関するよくある質問
最後に、よく寄せられる疑問にお答えします。
圧縮袋に入れてはいけない服は?
ダウンジャケット、ウール、カシミヤです。繊維がつぶれると元に戻らず、保温性まで落ちます。化学繊維や綿のものは問題ありません。羽毛布団も同じ理由で圧縮は避けてください。
収納ケースはいくつ必要?
1人あたり2〜3個が目安です。オフシーズンの服をまとめる大きめのものを2つ、小物用に1つという構成が使いやすくなります。足りないと感じたら、買い足す前に服の量を見直してみてください。
透明ケースと不透明ケース、どちらがいい?
中身が見える透明タイプをおすすめします。何を入れたか忘れて同じ服を買ってしまう、という失敗を防げるためです。
見た目を優先して不透明なものを選ぶ場合は、ラベルを必ず貼ってください。ラベルなしの不透明ケースは、中身が分からなくなる原因の第1位です。
防虫剤はいくつ必要?
収納空間ごとに1つが目安です。引き出し1段につき1つ、クローゼットには吊り下げタイプを1〜2個と考えてください。数より大事なのは置き方で、必ず衣類の一番上に置きます。
100均のグッズでも大丈夫?
仕切りやラベルなど消耗しにくく数が要るものは十分実用的です。一方、長く使う収納ケースは、同じシリーズで買い足せる定番品のほうが結果的に無駄になりません。100円ショップの製品は入れ替わりが早く、追加したいときに同じものがないことがあります。
グッズを買ったのに片付きません
服の量が収納容量を超えている可能性が高いです。収納グッズは、入りきらない量をどうにかする道具ではありません。
まずは服を減らすところから見直してみてください。判断の基準は別記事にまとめています。
家族の分はどう管理する?
家族の服をまとめて収納する場合は、人ごとにケースを分けるのが基本です。季節やカテゴリーで分けると、朝に「自分のものがどこにあるか」が分からなくなります。
お子さんの服は、さらにサイズごとに分けてラベルを貼ってください。「110・秋冬」のように書いておくと、下の子に回すときにすぐ取り出せます。サイズアウトした服を探して押し入れを全部開ける、という手間がなくなります。
ケースの色を人ごとに変えるのも有効です。ラベルを読まなくても一目で分かるので、家族が自分で出し入れできるようになります。管理する人がひとりに偏らなくなるのも、意外と大きな効果です。
まとめ
衣替えをラクにする収納グッズについて、要点を整理します。
- 買う前に服を減らす。グッズは入りきらない量を解決する道具ではない
- 置く場所の幅・奥行き・高さを実測する。入らなかったという失敗がいちばん多い
- 収納ケースは同じシリーズで揃える。積み重ねの無駄が出にくい
- ダウン・ウール・カシミヤは圧縮しない。繊維がつぶれて戻らない
- 防虫剤は上、除湿剤は下。逆に置くと効果が届かない
最初にそろえるのは収納ケースと防虫剤・除湿剤の3つで十分です。使ってみて不便を感じた部分から、仕切りやラベルを足していけば無駄がありません。
道具を増やすことより、今ある服の量に合った収納をつくることが目的です。そこを外さなければ、衣替えは毎年少しずつラクになっていきます。
収納グッズを活用する前に、「どの服を残してどれを手放すか」を整理するとさらに効果的です。
👉 衣替えで迷わない!服を捨てる基準と収納のコツはこちら
衣替え全体の流れは、特集ページからまとめて確認できます。









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