Netflixシリーズ『イクサガミ』に、シンガーソングライターの岡崎体育さんが出演——。
Xでは本人が「世界デビューしました!」と喜びを投稿し、音楽ファンの間でも大きな話題になりました。
この記事では、
- 『イクサガミ』がどんな作品なのか
- 岡崎体育さんが演じる**蹴上甚六(けあげ・じんろく)**とはどんな人物か
- イベントで語られた撮影エピソード
- シンガーとしての最新タイアップ曲や活動状況
までを、2025年時点の公式情報・ニュースだけに絞って整理していきます。
『イクサガミ』とは?岡田准一主演の“バトルロワイヤル時代劇”

まずは前提として、**Netflixシリーズ『イクサガミ』**がどんなドラマなのかを簡単に整理しておきます。
- 配信:Netflixで2025年11月13日から世界独占配信、全6話のシリーズ
- 原作:今村翔吾さんの同名小説『イクサガミ』シリーズ(講談社文庫)
- 舞台:明治11年・京都の天龍寺
- 内容:腕に覚えのある志士たち292人が、木札を奪い合い東京を目指す「蠱毒(こどく)」というゲームで命を懸けて戦う物語
- 主演・プロデューサー・アクションプランナー:岡田准一さん
- 共演:清原果耶さん、二宮和也さん、吉岡里帆さん、玉木宏さん、伊藤英明さん 、遠藤雄弥さんほか超豪華キャストが集結
ジャンルとしては「バトルロワイヤル+本格時代劇+サスペンス」。
Netflix公式も「デスゲーム」「サバイバル」といったキーワードで紹介しており、かなり激しいアクションと心理戦が見どころの作品です。
そんな“超ド級プロジェクト”の中で、岡崎体育さんが演じるのが——
京八流(きょうはちりゅう)後継者のひとり・蹴上甚六
という重要キャラクターです。
岡崎体育が演じる「蹴上甚六」とは?京八流の後継者で、愁二郎の義弟

役どころの基本情報
公式のキャスト紹介では、蹴上甚六は次のように説明されています。
- 京八流を継ぐ八兄妹の一人
- 主人公・嵯峨愁二郎(岡田准一)の義理の弟
- マイペースで単独行動が多く、何を考えているのか分からない雰囲気
“我が道を行く”キャラクターで、蠱毒の中でも単独で動き回る姿が印象的なポジションです。
岡崎体育さんといえば、コミカルなMVやライブでの独特のユーモアのイメージがありますが、蹴上甚六も「飄々としているのに、どこか底が見えない」というキャラ設定で、その雰囲気が絶妙にハマっていると評判になっています(※評価部分はSNSの一般的な反応であり、公式の数値評価ではありません)。
兄・愁二郎との関係性がポイント
蠱毒の中心人物である愁二郎にとって、京八流の兄妹は大きな支えであり、同時に葛藤の源でもあります。
甚六はその中で「義弟」という立場から、愁二郎と少し距離のある関係性を持っていて、
- 血のつながりではないからこその遠さ
- それでも“家族”として戦いに巻き込まれている切なさ
といったニュアンスがにじむキャラになっています。
ここは視聴者が感情移入しやすいポイントなので、
「岡崎体育が、家族の一員だけどどこか浮いている義弟をどう表情で演じているか」
に注目して観ると、蹴上甚六の切なさがより伝わってきます。
戦神祭イベントで語られた『イクサガミ』エピソード

浅草寺での「戦神祭 -始め-」に登場
配信開始日の2025年11月13日には、浅草寺の特設ステージで**「戦神祭 -始め-」**という大型イベントが開催されました。
この場には岡田准一さんをはじめ、藤﨑ゆみあさん、清原果耶さん、東出昌大さん、染谷将太さん、早乙女太一さん、遠藤雄弥さん、岡崎体育さん、吉岡里帆さん、二宮和也さん、玉木宏さん、伊藤英明さん、そして藤井道人監督が一堂に会し、作品の世界観を再現した演出とともに、撮影の裏話を披露しました。
「キャスト発表写真は、岡田准一さんの“手撮り”」
このイベントで岡崎体育さんが明かしたのが、
「自分のキャスト発表の写真だけ、岡田准一さんが撮ってくれた」
というエピソード。
他の出演者は場面写真が公式に使われている中、岡崎さんの写真だけは、撮影現場で岡田さんが自らカメラを構えて撮影したものだそうです。
主演でありプロデューサーでもある岡田准一さんが、わざわざ自分でシャッターを切っている光景を想像すると、
- 岡崎体育さんへの信頼感
- 甚六というキャラクターへの思い入れ
の強さがさりげなく伝わってくるエピソードですよね。
岡崎体育本人もXで「世界デビュー!」と喜び
配信開始日に合わせて、岡崎体育さんは自身のX(旧Twitter)で
- 『イクサガミ』に蹴上甚六役で出演していること
- 「世界デビューしました!」という喜び
を投稿しています。
Netflixでの世界同時配信作品だけに、
「“盆地テクノ”の岡崎体育が、世界中のNetflixユーザーの画面に登場する」
というインパクトは大きく、ファンの間でも「いよいよ世界で見つかるのでは?」と期待する声が上がりました。
岡崎体育ってどんな人?プロフィールとこれまでのキャリア
『イクサガミ』きっかけで岡崎体育さんを知った方のために、
ここでプロフィールもサクッと整理しておきます。
👇岡崎体育が自ら出演しているCM👇
- 本名:岡 亮聡(おか・あきとし)
- 生年月日:1989年7月3日(2025年現在 36歳)
- 出身:京都府宇治市
- 身長・体重:175cm/83kg(mora公式プロフィールより)
- 所属事務所:ソニー・ミュージックアーティスツ
- レーベル:SME Records(ソニー・ミュージックレーベルズ内)
- 趣味:スポーツ観戦、映画鑑賞
- 特技:体重移動、創作ダンス
“盆地テクノ”でメジャーデビュー
2016年5月、アルバム『BASIN TECHNO』でメジャーデビュー。
このアルバムに収録された「MUSIC VIDEO」のMVが、
第20回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門新人賞を受賞し、一気に注目を集めました。
以降、
- オリジナルアルバム3枚すべてがオリコンTOP10入り
- 2019年にはさいたまスーパーアリーナで“1人 vs 18,000人”のワンマンライブを成功させる
など、音楽シーンでも独特の存在感を放ち続けています。
2024〜2025年の最新音楽活動:みんなのうた、アニメOP、CMソングまで

『イクサガミ』と同じく、2024年以降の動きもかなり活発です。
ここでは、最近の代表的な音楽トピックをまとめておきます。
① NHK『みんなのうた』「ともだちのともだち」
- 曲名:「ともだちのともだち」
- 作詞・作曲・編曲:岡崎体育さん本人
- 放送:NHK『みんなのうた』2024年10〜11月の新曲としてオンエア
- 配信開始日:2024年10月20日から主要配信サイトでリリース
やさしく、少しユーモラスな歌詞で「人とのつながり」を描いた楽曲で、
子ども向け番組でありながら大人からの共感も多いことが話題になりました。
② TVアニメ『まったく最近の探偵ときたら』OP主題歌「Suffer」
https://youtu.be/3NWmRyM_GuQ?si=AXtCwa7dNuXaHhN1
- タイトル:「Suffer」
- タイアップ:2025年7月クールTVアニメ『まったく最近の探偵ときたら』オープニング主題歌
- リリース:2025年7月2日に配信開始
- クレジット:作詞作曲・岡崎体育、編曲は岡崎体育さんとロックバンドdustboxの共同
ポップでありつつロック色も強いサウンドで、アニメのテンポ感・ギャグ要素にもぴったりな1曲です。
③ 三井住友銀行「Trunk」CMソング「リボン」
- タイトル:「リボン」
- 内容:三井住友銀行が法人向けに提供するデジタル総合金融サービス「Trunk」のCMソング
- 2025年6月18日に**「リボン (Half Size Ver.)」**として配信リリース
- 作詞作曲:岡崎体育さん、編曲:福島 節さん
- さらに岡崎体育 feat. 池田綾子名義のフルサイズ版が2025年10月22日に配信&MV公開
柔らかく前向きなメッセージで、ビジネス向けサービスのCMながら“人と人とのつながり”を歌った楽曲になっています。
『イクサガミ』をもっと楽しむための「岡崎体育視点」チェックポイント

ここからは、実際に『イクサガミ』を観るときの視聴ポイントを、岡崎体育さんと蹴上甚六にフォーカスして挙げてみます。
① 甚六が“単独行動”するときの表情・目線
キャラクター紹介でも「単独行動を取っている」とされている甚六。
- 他の京八流兄妹と一緒にいるシーン
- 一人でフラッと動き出すシーン
このギャップを意識して見ると、「この人、実は何を考えて動いているんだろう?」と想像が膨らみます。
② 愁二郎との距離感
義兄である愁二郎との会話、目線、立ち位置は、
岡田准一さんと岡崎体育さんという意外な組み合わせならではの空気感があります。
- 家族としての親しさ
- しかしどこか遠慮している気配
この微妙な距離感が、蠱毒のシビアな状況の中でじわじわ効いてきます。
③ 役者・岡崎体育の「声の出し方」
音楽で鍛えられた発声とリズム感を持つ岡崎さんが、蠱毒の中でどうセリフを乗せているかも注目ポイント。
- ふざけているようで本音が見える一言
- 緊迫したシーンでの声の抑え方
など、「音楽家ならではの間の取り方」を意識して見ると、蹴上甚六というキャラクターの奥行きがさらに深まります。
まとめ:岡崎体育 × イクサガミは“異色キャスティング”だからこそ面白い

改めて整理すると、「岡崎体育 イクサガミ」が注目される理由は大きく3つあります。
- Netflix世界独占配信の大作時代劇に、音楽畑の岡崎体育がキャスティングされたこと
- 京八流後継者・蹴上甚六という、飄々として掴みどころのない役柄がハマっていること
- 『みんなのうた』『アニメOP』『企業CMソング』など、
2024〜2025年も音楽活動がフル回転で、今もっとも“旬”のタイミングでの出演であること
公式イベントで明かされた
「キャスト発表写真は、岡田准一さんが自ら撮ってくれた」
というエピソードからも、岡崎体育さんが『イクサガミ』チームの中で特別な存在感を放っていることが伝わってきます。
これから『イクサガミ』を観る方は、
- 「岡崎体育がどこに出ているか」を探すだけでなく
- 甚六の立ち位置や兄弟との関係性
- そして本人が音楽で見せてきた“ユーモアとシリアスのバランス”
に注目してみてください。

