皆さん、ふるさと納税で家電を狙っているなら、2026年9月30日までに申し込むかどうかが大きな分かれ目になります。2026年10月1日から地場産品の基準が厳しくなり、家電はもっとも影響を受けやすいジャンルのひとつとされているためです。
ふるさと納税の返礼品のなかでも、実用性と話題性を兼ね備えた「家電」は年々注目度が高まってきました。美容家電やシェーバーなどのパーソナルケア製品に加え、調理家電やポータブル冷蔵庫といった生活を便利にするアイテムが人気を集めています。高額な最新家電を実質2,000円の負担で入手できる点が、大きな魅力でした。
この記事では、人気ランキングTOP10を紹介しながら、選び方のポイントと、2026年10月の制度変更が家電にどう影響するのかを解説します。
※この記事は2026年9月10日に情報を再確認し、更新しています(初回公開:2025年9月18日)。返礼品の内容・寄附額・在庫は変動するため、申し込み前に各自治体・各サイトの最新情報をご確認ください。
ふるさと納税で家電が人気の理由

高額家電でも節税で実質負担2,000円
高額な家電は購入するとなると負担が大きいですが、ふるさと納税なら自己負担2,000円で入手できます。節税と同時に最新家電を手に入れられる点が、多くの利用者から支持されてきました。
ただし注意したいのは、寄附額と控除の上限です。5万円の家電を返礼品として受け取るには、それに見合う寄附が必要になります。上限を超えた分は自己負担になるため、家電のような高額返礼品ほど、先に自分の控除上限を確認しておくことが欠かせません。各ふるさと納税サイトのシミュレーターで、源泉徴収票をもとに目安額を出しておきましょう。
美容家電や調理家電など、生活を便利にする製品が充実
ランキング上位に入るのは、美容や健康をサポートする家電と、日常的に役立つ調理家電です。家族みんなで使えるものから、個人用のアイテムまで幅広く選べる点も支持されています。
食品の返礼品と違い、家電は一度受け取れば何年も使い続けられるのが特徴です。消費してなくなるものではないため、「実質2,000円で暮らしが変わる」という実感を得やすいジャンルだといえます。
実用性と話題性を兼ねた返礼品が選ばれている
日常生活を便利にする実用性だけでなく、SNSや口コミで話題になる家電も返礼品として注目されています。「節税しながら気になっていたアイテムを試せる」点が支持を集めてきました。
とくに美容家電は、自分で買うには少し勇気がいる価格帯のものが多いジャンルです。ふるさと納税をきっかけに使い始めたという声も多く、返礼品ならではの入り口になっています。
家電人気返礼品ランキングTOP10【2026年最新版】

| 順位 | 商品名 | 自治体名 | 還元率 | 口コミ評価 |
|---|---|---|---|---|
| 第1位 | ReFa SKIM SHAVER(リファ シェーバー) | 愛知県名古屋市 | 約40% | |
| 第2位 | ポータブル冷蔵冷凍庫 30L | 宮城県角田市 | 約45% | |
| 第3位 | ReFa EPI(リファ 脱毛器) | 愛知県名古屋市 | 約40% | |
| 第4位 | モバイルシェーバー5枚刃 | 神奈川県川崎市 | 約35% | |
| 第5位 | 高圧洗浄機 FBN-502-D | 宮城県角田市 | 約45% | |
| 第6位 | 一人用こたつ MPQ-102B(B) | 愛知県安城市 | 約40% | |
| 第7位 | 匠ブランジェトースター(オーブントースター) | 新潟県燕市 | 約45% | |
| 第8位 | 象印 電気フライヤー「あげあげ」EFKA10-TJ | 大阪府大東市 | 約40% | |
| 第9位 | マッサージシート(電動マッサージ機・エアバッグ温熱ヒーター) | 愛知県名古屋市 | 約45% | |
| 第10位 | SHARP ヘルシオ ホットクック KN-HW10G-B(自動調理鍋) | 大阪府八尾市 | 約40% |
家電の返礼品は、美容・調理・実用と幅広いジャンルが揃っており、寄附額も商品によって大きく異なります。美容家電はブランド力で選ばれる一方、調理家電や冷蔵冷凍庫などの実用家電は「毎日使うかどうか」で選ばれる傾向があります。
下の表は、その年に多く申し込まれた傾向をまとめたものです。ふるさと納税には全国共通の公式な人気順位というものはなく、各サイトのランキングはそのサイト内の申込件数などにもとづく独自集計です。順位そのものより、どんなジャンルが選ばれているかの目安としてご覧ください。
なお、掲載している返礼品は取り扱いが終了することがあります。この記事では2026年9月10日時点でリンク先を確認し、取り扱いが確認できなかったものにはその旨を記載しています。
第1位 ReFa SKIM SHAVER(愛知県名古屋市)
美容ブランドReFaの最新シェーバー。肌に優しく、シェービングとスキンケアを同時に叶える設計が特徴です。高級感あるデザインと機能性が人気で、男女問わず利用しやすいアイテム。日々の身だしなみをワンランク上げたい方におすすめです。
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第2位 ポータブル冷蔵冷凍庫 30L(宮城県角田市)
車載用としても使えるポータブル冷蔵冷凍庫です。キャンプやアウトドア、災害時の備えとしても活躍します。大容量30Lながら省エネ設計で、温度調整も自由に行えます。日常から非常時まで幅広く使える実用性が評価されていました。
※2026年9月10日時点で、この返礼品の取り扱いが確認できませんでした。同じような品は他の自治体でも扱われています。最新の取り扱い状況は各ふるさと納税サイトでご確認ください。
口コミ
第3位 ReFa EPI(愛知県名古屋市)
自宅で本格的なムダ毛ケアができる美容家電。光脱毛方式を採用し、サロン級のケアを家庭で実現できます。全身に使える設計で、肌に優しいのも魅力。美容意識の高い女性を中心に、返礼品として急速に人気を集めています。
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第4位 ロゼンスターJPN モバイルシェーバー5枚刃(神奈川県川崎市)
コンパクトで持ち運びしやすいモバイルシェーバー。5枚刃仕様でしっかりと剃れるのに、軽量で旅行や出張にも最適です。日常使いはもちろん、ビジネスマンのサブシェーバーとしても支持されています。
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第5位 高圧洗浄機 FBN-502-D(宮城県角田市)
家庭用の高圧洗浄機です。玄関まわりや外壁、ベランダ、車の洗車まで、水だけでは落ちにくい汚れを短時間で洗い流せます。軽量タイプで取り回しがしやすく、収納場所にも困りません。年に数回の大掃除で活躍する一台です。
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第6位 一人用こたつ MPQ-102B(B)(愛知県安城市)
冬場の強い味方、一人用こたつ。コンパクトながらしっかり暖かく、省エネ設計で電気代も安心。リモートワークや一人暮らしの方に特に人気があり、ふるさと納税の季節商品として注目されています。
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第7位 ツインバード 匠ブランジェトースター(新潟県燕市)
パン好き必見の高性能トースター。外はカリッと、中はふんわり焼き上げる技術で評判です。操作が簡単でデザインもおしゃれ。朝食をちょっと贅沢に変えてくれる調理家電として、根強い支持を集めています。
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第8位 象印 電気フライヤー「あげあげ」EFKA10-TJ(大阪府大東市)
家庭で手軽に揚げ物を楽しめる電気フライヤー。温度管理が簡単で、串揚げや天ぷらなど幅広く調理できます。油の飛び散りを抑えた設計で後片付けもラク。子育て世帯から大人世帯まで幅広く人気のある返礼品です。
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第9位 マッサージシート(電動マッサージ機・エアバッグ温熱ヒーター)
椅子やソファに置くだけで使えるマッサージシートです。エアバッグと温熱ヒーターで体をほぐし、在宅ワークや家事の合間のリフレッシュに向いています。大型マッサージチェアに比べて省スペースで導入しやすい点が評価されていました。
※2026年9月10日時点で、この返礼品の取り扱いが確認できませんでした。同じような品は他の自治体でも扱われています。最新の取り扱い状況は各ふるさと納税サイトでご確認ください。
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第10位 SHARP ヘルシオ ホットクック KN-HW10G-B(自動調理鍋)
人気の自動調理鍋「ホットクック」。食材と調味料を入れるだけで煮物やスープなど多彩な料理が自動で完成。忙しい共働き世帯や料理初心者にも喜ばれています。時短・健康調理を実現する代表的な調理家電です。
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2026年10月の基準変更で家電の返礼品はどうなる?

ここは、この記事を最初に公開した時点では書けなかった話です。2026年10月1日から、ふるさと納税の返礼品の基準が変わります。家電は、この変更の影響をもっとも受けやすいジャンルのひとつです。
なぜ家電が影響を受けやすいのか
ふるさと納税の返礼品には、その自治体の「地場産品」であることという条件があります。総務省が2025年6月に公表した指定基準の見直しでは、2026年10月1日から返礼品の価値の過半が、その自治体の区域内の工程で生じていることを証明し、公表することが求められるようになります。
家電は、この条件を満たすのが難しい品が少なくありません。理由は次のとおりです。
- 本体の製造が海外や他県の工場で行われていることが多い
- 区域内で行っているのが最終組み立てや検品だけ、というケースがある
- 自治体のロゴやキャラクターを付けて地場産品として扱う手法が、実績の範囲内に制限される
あわせて、一般販売価格より高い金額で調達することも禁止されます。家電は市場価格がはっきりしている商品なので、この点でも調整が入りやすいジャンルです。
「6割ルール」で寄附額が上がる可能性
もう一つの変更が、通称「6割ルール」と呼ばれる募集適正基準の引き上げです。集めた寄附のうち自治体が地域の事業に使える割合が、2026年10月から段階的に引き上げられ、まず52.5%以上になります。
自治体が返礼品や送料に使える金額が減るため、家電のように単価が高く送料もかかる返礼品は、同じ製品でも寄附額が引き上げられる可能性があります。
ふるさとチョイスも影響を告知している
ふるさと納税サイトのふるさとチョイスは、2026年10月の制度変更にあたり、お気に入りや寄附カートに入れている品が掲載終了などの影響を受ける可能性があると案内しています。影響が出やすいカテゴリーとして、美容家電が名前を挙げられています。
この記事のランキングでも、上位には美容家電が並んでいます。気になっている製品があるなら、9月中に取り扱い状況を確認しておくことをおすすめします。
いつまでに申し込めばよいか
結論としては、ほしい家電が決まっているなら2026年9月30日までに申し込むのが安全です。ふるさと納税の控除対象になるのは、その年の1月1日から12月31日までに決済が完了した寄附なので、9月に申し込んでも2026年分としてきちんと扱われます。
家電返礼品の選び方ポイント

自分や家族のライフスタイルに合うか
美容家電を重視するのか、調理家電を中心に選ぶのかは、家庭のライフスタイルによって変わります。普段の生活でよく使うシーンをイメージすると、満足度の高い選択につながります。
判断に迷ったときは、次の観点で考えると絞りやすくなります。
- 週に何回使うか(月1回しか使わないものは置き場所の負担が上回ることがある)
- 今使っているもので足りているか(買い替え時期が近いものを選ぶと無駄がない)
- 家族の誰が使うか(個人用か共用かで、選ぶサイズが変わる)
「もらえるから」ではなく「使う場面が具体的に浮かぶか」で選ぶと、届いたあとの満足度が大きく変わります。
消費電力・サイズ・設置場所を考慮
冷蔵庫や調理家電は、サイズと設置場所をしっかり確認してから選びましょう。消費電力が低いものを選べば、長期的に家計にもやさしくなります。
とくに見落としやすいのが、次の3点です。
| 確認する項目 | 見落としがちな点 |
|---|---|
| 本体サイズ | 扉や引き出しを開いたときに必要な余白まで含めて測る |
| コンセント | 届く位置にあるか、たこ足配線にならないか |
| 消費電力 | 大型の調理家電は他の家電と同時使用でブレーカーが落ちることがある |
返礼品は届く時期を選べないこともあります。届いてから置き場所を探すことにならないよう、申し込む前に測っておくと安心です。
保証やサポート体制があるか確認
家電は長く使うものだからこそ、保証や修理サポートの有無も重要です。メーカー保証付きの商品を選ぶと、安心して使い続けられます。
ふるさと納税の返礼品でも、多くの場合メーカー保証は通常購入と同じように付きます。ただし、保証を受けるには購入日を示す書類が必要になることがあります。自治体から届く寄附金受領証明書や、発送時の書類は捨てずに保管しておきましょう。
また、返礼品には初期不良の対応窓口が自治体側になるケースと、メーカー側になるケースがあります。申し込みページの記載を確認しておくと、いざというときに慌てずに済みます。
家電返礼品の還元率をチェック!

ふるさと納税の家電返礼品を選ぶ際に注目されるのが「還元率」です。還元率とは「返礼品の市場価格 ÷ 寄附額」で算出され、数値が高いほどコスパが良いとされます。家電はもともと高額品が多く、市場価格ベースで40〜50%前後と紹介されるケースもあります。
ただし、ここは注意が必要です。自治体が返礼品の仕入れに使える金額は、寄附額の3割以下と定められています。1万円の寄附なら調達費は3,000円までです。
それでも高い還元率が表示されるのは、自治体の仕入れ値ではなく、その製品を通販で買った場合の市場価格と比べているためです。3割という上限は全自治体に共通なので、還元率だけを追いかけても大きな差はつきにくいと考えておくとよいでしょう。
さらに2026年10月からは、自治体が経費に使える割合そのものが下がります。家電の還元率は、これから全体として下がる方向に動くと見ておくのが現実的です。
ふるさと納税 家電に関するQ&A

家電返礼品はどこの自治体で取り扱いがある?
家電の返礼品は、どの自治体でも扱っているわけではありません。工場や事業所がある自治体に限られるため、提供元は自然と限られてきます。この記事のランキングでも、愛知県名古屋市や宮城県角田市、新潟県燕市など、特定の自治体が繰り返し登場しています。
人気の製品は数量が限られることも多いため、早めに確認しておくのが安心です。
保証や修理はメーカー対応になるの?
多くの家電返礼品にはメーカー保証がついており、修理やサポートはメーカー対応となります。返礼品でも通常購入と同じように利用できます。
ただし、届いた時点での破損や初期不良については、自治体または発送元の窓口が対応することがあります。到着後は早めに開封して動作を確認し、問題があればすぐ連絡してください。連絡の期限が決められている場合もあります。
人気返礼品はいつ申し込むべき?
年末に向けて需要が高まり、人気商品は早い時期に品切れになることもあります。確実に入手したい場合は秋のうちに申し込むのがおすすめです。
2026年については、もう一つ理由があります。10月1日の基準変更で、返礼品の内容や寄附額が見直される可能性があるためです。例年以上に「早めに動く」ことの意味が大きい年だといえます。
2026年10月以降、家電の返礼品は減るの?
減る可能性は高いと考えたほうが現実的です。家電は区域内での付加価値の証明が難しい品が多く、地場産品基準の厳格化で掲載を終える製品が出ると見られています。すべてが一斉になくなるわけではありませんが、選択肢が狭まる方向に動くのは避けにくいところです。
ポイント還元はもうないの?
ふるさと納税サイトが独自に付けていたポイントは、2025年10月1日から全面的に禁止されました。大型の還元キャンペーンは行われていません。ただし、クレジットカード決済でカード会社から付く通常ポイントは、これまでどおり付与されます。
まとめ

ふるさと納税の家電返礼品は、美容家電・調理家電・生活を便利にする実用家電と幅広いジャンルで支持されてきました。ランキングを見ても、ReFaのシェーバーや脱毛器といった美容系から、ポータブル冷蔵冷凍庫や高圧洗浄機、象印やシャープの調理家電まで、多彩なラインナップが揃っていることがわかります。
こうした家電返礼品の魅力は、普段はなかなか手が届かない最新モデルを、ふるさと納税を活用することで実質2,000円の負担で楽しめる点です。加えて、毎日の生活に役立つアイテムが揃っているため、寄付先を選ぶ際に「節税+生活の質向上」の両方を実現できるのも人気の理由といえます。
一方で、家電は地場産品の条件を満たすのが難しいジャンルでもあります。2026年10月の基準変更で選べる製品が絞られる可能性がある以上、「いつか申し込もう」と考えていた製品ほど、今年は早めに動いたほうがよいといえます。取り扱いが続くかどうかは、その時点にならないとわかりません。
ふるさと納税は年末にかけて申し込みが集中するため、人気家電は早めに品切れになることもあります。加えて2026年は、10月1日の基準変更で選択肢そのものが変わる可能性があります。ランキングと選び方のポイントを参考に、気になる製品は早めに確認しておきましょう。
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