三田村邦彦(72歳)が自転車新ルールに「車道は怖い!」と本音投稿——必殺仕事人の秀が今も語り続ける理由

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三田村邦彦の若い頃がイケメン!『必殺仕事人』の秀役と現在の穏やかな姿を比較した画像。記事タイトルテキスト入り。

「私、車道を走るのは怖い!」——2026年4月1日、自転車への青切符導入に際し、俳優・三田村邦彦(72歳)がXに投稿したひと言が大反響を呼んだ。 歩行者、自転車ユーザー、ドライバーのあらゆる立場から1,000件を超えるリプライが殺到し、ヤフコメランキングでエンタメ部門の1位を獲得。昭和から令和にかけて第一線で活躍し続けるこの俳優が、なぜこれほどまでに多くの人の共感を集めるのか。プロフィールから最新の活動、発言の真意まで、徹底的に掘り下げていく。

当ブログでは、三田村邦彦さん以外にも【話題の人物まとめページ】で気になる有名人のプロフィールやエピソードを紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

目次

三田村邦彦とは? 基本プロフィール

三田村邦彦(みたむら くにひこ)は、1953年(昭和28年)10月22日に新潟県新発田市で生まれた日本の俳優・歌手・タレントである。2026年現在72歳。身長178cm、血液型B型。所属事務所は有限会社M・P・T。

芸名     三田村邦彦(みたむら くにひこ)

生年月日   1953年10月22日(72歳)

出身地    新潟県新発田市

身長・体重  178cm・70kg

血液型    B型

星座     てんびん座

活動期間   1977年〜現在(約49年)

所属事務所  有限会社M・P・T

代表作    必殺仕事人(飾り職人の秀)、ゴジラVSビオランテ

X(旧Twitter)  @Kunihiko_M92(フォロワー約2.4万人)

代表作は朝日放送の時代劇ドラマ「必殺仕事人」シリーズであるが、デビュー当時から一貫して保ち続ける「清潔感あふれる貴公子然としたイメージ」が最大の個性として知られている。バラエティ番組などで時に「いじられ役」として親しまれながらも、そのイメージはまったく色褪せず、むしろ令和の今もSNSで活発に社会への発言を続ける姿が新世代のファンからも支持を集めている。

三田村家の先祖は戦国時代に浅井家へ仕えたという歴史を持ち、「三田村家発祥の地」は滋賀県長浜市・小谷城跡とされる。本人も旅番組の収録でこの地を訪れた際にそのルーツを語っており、歴史や文化への造詣の深さも人気の一因だ。

俳優への道と苦労した下積み時代

三田村は幼少期、映画館で石原裕次郎のアクション映画を繰り返し観て育った。小学4・5年生のころには「男優になりたい」という夢を抱くようになるが、戦争を経験した昔気質の父親を説得することは容易ではなかった。強い反対を受けながらも、三田村の夢への情熱は揺らがなかった。

新潟県立新発田高等学校を卒業後、彼は両親に「予備校へ進学する」と嘘をついて上京。実際には劇団青俳の養成所への入所を目指していた。全ての志望大学に不合格となり浪人生活を経験したことが、かえって俳優の道へと背中を押す結果となったのである。

上京後は劇団青俳に入団し俳優としてのキャリアをスタートするが、劇団だけでは生活できないため、鳶職のアルバイトや看板屋での仕事で生計を立てた。アルバイトと好きな芝居だけをやっていた下積み時代は「楽しかった」と後年振り返っており、その純粋な熱量が現在の揺るぎないキャラクターの基盤を形成したと言えるだろう。

◆ エピソード:65回のNG

1979年の映画デビュー作「限りなく透明に近いブルー」では、リュウ役でスクリーンデビューを果たした。ところが原作者・村上龍が自ら脚本・監督を務めたこの作品の撮影では、なんと65回のNGを記録したという逸話が残っている。不道徳なキャラクターを演じることへの抵抗もあったが、当時師事していた演出家・蜷川幸雄から「間口の狭い役者になるな」と諭され、最終的に出演を決意した。この経験が三田村を「どんな役も受け入れる幅広い俳優」へと成長させる転機となった。

「必殺仕事人」飾り職人の秀——国民的スターへの軌跡

1980年代前半、時代劇「必殺仕事人」で飾り職人の秀を演じる若き日の三田村邦彦。鋭い眼差しのイケメンショット。
ユウタンぶろぐ イメージ画像

三田村邦彦の名を全国区にしたのは、1979年から続く朝日放送・松竹製作の時代劇ドラマ「必殺仕事人」シリーズへの出演である。彼が演じたのは「飾り職人の秀」。かんざしなどの飾り細工を職業とする影の仕事人というキャラクターだ。

しかし、三田村はこの役を最初から歓迎していたわけではない。「お金をもらって人を殺める殺し屋の役が無理だった」と後年打ち明けており、当初は断るつもりだったという。マネージャーにも「断ってほしい」と頼んだほどだ。全26本と聞かされた出演期間が終われば降板するつもりだったが、視聴率の好調さから番組側が延長を希望。さらに共演者の藤田まことや撮影の石原興が「今辞めるのは中途半端だ」と飲みの席で説得。その言葉に折れる形で続投を決めた。

結果として三田村は「必殺」シリーズに長年にわたって出演を続け、飾り職人の秀は昭和のテレビ時代劇における象徴的なキャラクターとなった。その陰りある演技と華麗な殺しの演出はお茶の間の心を掴み、嫌っていた殺し屋の役で自身の俳優としての地位を確固たるものとしたのである。これほどまでに皮肉な成功物語もそうそうないだろう。

皮肉にも嫌っていた殺し屋の役で、自身の俳優としての立場を確固たるものとした。それが三田村邦彦という俳優の出発点だった。

——各種インタビュー・Wikipedia等より構成

また、「必殺仕事人」と同じ1980年には、NHKの大河ドラマ「獅子の時代」にも出演。さらに「いま走れ、いま生きる」で歌手デビューを果たすなど、俳優・歌手として多方面へと活動の幅を急速に広げていった。

代表作と多彩なキャリア

旅番組「おとな旅あるき旅」のロケ中に、日本の歴史ある街並みを笑顔で散策する現在の三田村邦彦(70代)
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映画出演——ゴジラVSビオランテ

テレビドラマで人気を確立した三田村は映画にも活躍の場を広げ、1989年の東宝映画「ゴジラVSビオランテ」に出演。共演した小高恵美は「信号待ちをしていた時に三田村がタクシーから大声で呼びかけてきたことがあり、少年のような天真爛漫さで面白い人物だった」と評している。また、三田村は極度の近眼であったため、演技の際は目を見開いていたという逸話も残されており、真剣な表情の裏にある素顔のチャーミングさがうかがえるエピソードだ。

ミュージカル・舞台への情熱

舞台の世界でも三田村は目覚ましい活躍を見せており、ミュージカルへの出演が特に多い。代表的な舞台作品としては「ブラッド・ブラザーズ」(初代エディ役)、「スクルージ」(2代目スクルージ役)、「NEVER GONNA DANCE」(モーガンサル役)などが挙げられる。歌唱力と身体的な表現力を活かしたミュージカル俳優としての側面も、三田村の大きな魅力のひとつだ。

「おとな旅あるき旅」——旅番組の顔として

2009年から放送されているテレビ番組「おとな旅あるき旅」(テレビ大阪ほか)では、コンシェルジュ役として番組の顔を務めている。西日本を中心にワンランク上の旅情報を紹介するこの番組で、三田村の穏やかで知的なキャラクターが視聴者に愛されてきた。城マニアであることも公言しており、天主のある城跡だけでなく山城など一般にあまり知られていない城跡にも足を運ぶという。

太陽にほえろ!でも人気を博す

1982年には日本テレビの刑事ドラマ「太陽にほえろ!」にジプシー刑事役で出演し、若手刑事ユニット「ミワカントリオ」「カワセミカルテット」の一員として視聴者の人気を集めた。このように三田村は一つの作品に収まらず、複数のジャンルで同時期に存在感を放つという稀有なキャリアを歩んできた。

◆三田村邦彦の主な出演作品

  • 必殺仕事人シリーズ(1979年〜)── 飾り職人の秀役で国民的人気を獲得
  • 大河ドラマ「獅子の時代」(1980年)── NHK大河に出演しスケールアップ
  • 太陽にほえろ!(1982年)── ジプシー刑事役で若手俳優として躍進
  • ゴジラVSビオランテ(1989年)── 東宝特撮映画の主要キャストとして出演
  • ミュージカル各種 ── ブラッド・ブラザーズ、スクルージ、NEVER GONNA DANCE等
  • おとな旅あるき旅(2009年〜)── 旅番組コンシェルジュとして長寿番組の顔に
  • 映画「晴れの国」(2025年)── 72歳で映画出演継続。前野朋哉と奇妙な友情を描く

プライベート——波乱の家族史と現在の妻

三田村邦彦と、同じく芸能界で活動する3人の息子たち(架空の家族写真)。温かみのある笑顔で並ぶ姿。 |
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三田村邦彦のプライベートも、その俳優人生に劣らずドラマティックな展開をたどってきた。1980年、女優の中山麻理と結婚し、三人の子に恵まれた。長男・三田村瞬(1981年生まれ)、二男(一般人)、三男・中山麻聖(1988年生まれ)であり、長男と三男はともに俳優として活動している。

約20年の結婚を経て離婚、そして再婚

1999年に中山麻理と離婚。自宅のローン支払いと養育費の支払いを三田村が負担し、子どもたちの親権は中山が持つという形での合意に至るまで、約2年間にわたる係争が続いたという。その後、2010年5月15日に現在の妻(元テレビ番組制作会社勤務、26歳年下の一般女性)と再婚し、長女に恵まれている。

息子・中山麻聖も注目俳優に

三男の中山麻聖(まさと)は、2004年に映画「機関車先生」に出演して俳優デビューを果たし、その後も精力的に活動を続けている。2019年の舞台挨拶で「僕の父は三田村邦彦」と明かした際には観客がどよめいたという逸話も残っており、父親の知名度がいかに高いかを物語るエピソードとなっている。

趣味・個性——阿波踊りと城マニア

趣味として知られるのが阿波踊りへの熱狂的な傾倒で、徳島市の阿波踊りにサンスター連として20年以上にわたって参加してきた。また、城マニアとして天守閣のある城だけでなく山城など通好みの城跡も訪れるほどの知識を持ち、旅番組でのエピソードにもたびたびその造詣が反映されている。さらに、郷ひろみ・ピーター・美川憲一のモノマネが得意という一面も持ち、バラエティ的な魅力も多彩だ。

過去1年間の主な活動と近況

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72歳となった現在も三田村邦彦の活動ペースは衰えを見せない。映画・舞台・テレビ・SNSとあらゆる表現の場を駆使して、現役の第一線俳優として存在感を放ち続けている。

  • 2024年
    6月
    舞台「おちか奮闘記」で丘みどりの相手役演歌歌手・丘みどりのデビュー20周年記念舞台に相手役として出演。浄瑠璃の世界を描いた作品で、丘の舞台初主演を支える重要な役どころを務めた。
  • 2024年
    12月
    双葉社インタビューで過去の仕事観を語る「”こんな役はできません”とハッキリ言いました」と題したインタビュー記事で、芥川賞作家からの映画オファーに際して原作本をゴミ箱に捨てた過去を率直に明かし話題となった。
  • 2025年
    2月
    映画「晴れの国」全国公開大森青児監督、前野朋哉との共演で奇妙な友情を描いた作品が全国公開。72歳にして映画の主要キャストとして話題を集めた。
  • 2025年
    7月
    Xで「男優・女優」呼称問題に言及し10万いいね超え「日本の男優、女優と言い方をやめ、総称として俳優に」という報道に対し、「男優をactor、女優をactress──なぜ男優、女優の呼称がダメなのかわからない」と投稿。賛否両論を巻き起こし、10万件を超えるいいねを獲得した。
  • 2026年
    1月
    ミュージカル「ジョセフ〜」への出演が発表薮宏太・橋本良亮らとの共演で新作ミュージカルへの出演が明らかになり、舞台活動も継続中であることが確認された。
  • 2026年
    3〜4月
    自転車新ルールへの一連の発言がヤフコメ1位に3月29日から4月2日にかけてXで自転車の青切符制度に関する連続投稿を行い、ヤフコメ1,078件という大反響を獲得。エンタメ部門ランキング1位を記録した。

話題の発言「車道は怖い!」その真意と背景

車道で自転車の横を大型トラックが通り過ぎる状況を不安そうに見つめる、三田村邦彦さんをイメージした男性のポートレート。
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今回の話題の発端は、2026年4月1日から施行された改正道路交通法に伴う自転車への青切符(交通反則通告制度)の適用だ。三田村邦彦はこの施行前後にかけて、Xで複数の投稿を行った。

3月29日の第一報投稿

三田村は施行2日前の3月29日にまず口火を切った。「幹線道路を車道で私は自転車走行したくない。車の運転手としても『車道を通行する自転車はスピードが違うので』追い越すのは!怖い!」と、自転車に乗る側としての恐怖感と、自動車を運転する側からの視点を同時に示した。さらに「都心を走るレンタルカート」の危険性にも言及し、「これは自転車走行の罰則規定より先にやるべきではるかに危ない。法規制が追いついていない!」と問題の複雑さを訴えた。

4月1日・施行当日の投稿が爆発的拡散

そして施行当日の4月1日、三田村はさらに踏み込んだ発言を投稿した。

「自転車は動力ではないのだから自動車と同じく車両です、との考えがおかしくないですか? 私、車道を走るのは怖い! この取り締まりを365日『平等』の取り締まりをやったら警察官は何人必要なのでしょう? 警察官の本心は? もちろん自転車走行のルールは守りましょう!は基本です!」

——三田村邦彦 X(旧Twitter)2026年4月1日の投稿より

この発言が瞬く間に拡散し、翌4月2日には関連記事のヤフコメが1,078件に達してエンタメランキング1位を獲得。デイリースポーツ、スポニチアネックス、SmartFLASH、日刊スポーツ、東スポなど複数の媒体が一斉に記事化した。

なぜこれほど共感を集めたのか

三田村の発言が多くの共感を呼んだのには、明確な理由がある。まず、自転車の車道走行に対する「怖さ」は、日本中の自転車ユーザーが共通して感じているリアルな感覚だ。次に、単なる感情的な反発ではなく「自動車ドライバーの視点」「警察の実務的な限界」「ルールの実効性」という複数の角度から問題を捉えた論理的な問いかけであった点が、幅広い層の共感を引き出した。そして何より、「もちろん自転車走行のルールは守りましょう!は基本です!」という締めくくりが、批判のための批判でなく建設的な問題提起であることを明示していた。

自転車新ルール(青切符)とは何か? 完全解説

自転車のハンドルに取り付けられたスマホを操作する手元と、重なる「ながら運転禁止」の警告表示。2024年11月改正道路交通法の罰則強化をイメージ。

三田村邦彦の発言をより深く理解するために、今回の自転車法改正の内容を整理しておこう。

改正の背景

日本国内で年間発生する交通事故のうち、自転車が関与した割合は23.2%(警察庁2024年統計)に上る。特に都市部では約45.9%という高率を示しており(東京都内・警視庁2025年統計)、自転車乗用中の死亡・重傷事故の約75%において自転車側に何らかのルール違反が認められているという深刻な状況がある。こうした背景から、段階的な法改正が進められてきた。

2024年11月施行分(先行改正)

2024年11月1日から、ながらスマホと酒気帯び運転の厳罰化がすでに施行されている。特に酒気帯び運転は赤切符(刑事処分)の対象となり、自動車免許の停止・取り消しにも繋がる。2025年1〜9月の段階で全国896人(大阪340人、東京124人ほか)が自転車の酒気帯び運転で自動車免許停止処分を受けており、前年同期の2人から急増している。

2026年4月施行分(今回の青切符)

今回の改正で新たに導入されたのは、16歳以上の自転車運転者を対象とした交通反則通告制度(青切符)である。対象となる違反行為は113項目に及ぶ。

違反行為反則金額ポイント
ながらスマホ(操作・注視)1万2,000円ホルダー固定でも2秒以上の注視で違反
信号無視6,000円最も基本的な交通ルール違反
歩道通行(標識なし)6,000円「自転車は車道が原則」の厳格化
イヤホン使用(周囲が聞こえない状態)5,000円片耳でも聴覚が妨げられる場合は違反
傘差し運転5,000円雨天時の傘差しが明確に規制
並走・2人乗り3,000円友人との並走も取り締まりの対象
一時不停止3,000円「止まれ」標識での一時停止義務化

三田村が指摘した「歩道走行の問題」

専門家の間でも特に議論を呼んでいるのが、歩道走行の厳罰化だ。現行ルールでは自転車は車道の左側を走るのが原則で、歩道走行には罰金6,000円が科される。しかし幹線道路には自転車専用レーンが整備されていない路線も多く、「車道を走れと言われても怖くて走れない」という声が上がっているのが実情だ。三田村はまさにこの矛盾点を、自転車ユーザー・ドライバー双方の目線から指摘したわけである。

SNS反応と社会的反響

三田村邦彦の発言に対するSNSおよびメディアの反応は、多角的かつ活発なものであった。ヤフコメに寄せられた1,000件超の意見を整理すると、大きく4つの立場からの声に分類できる。

歩行者の立場から

「歩行者は歩道を爆走している自転車が怖いです。車道を走ってください」「ルールを守らない人がいるから、こんな手間のかかることをしなければならなくなりましたよね」という声が多数見られた。現状の歩道上での自転車の危険な走行を問題視する意見は根強く、今回の法改正を肯定的に捉える立場からも三田村の発言への共感が示された。

自転車ユーザーの立場から

「本当にその通り! 車道を走れと言われても怖い」「自転車専用レーンを整備してから言ってほしい」という声も多い。自転車インフラの整備が先決であるという主張は、他のタレントや識者からも相次いでいる。古市憲寿氏は「自転車専用レーンも十分に整備しないで……おかしいよね」と発言し、土田晃之は「学校で自転車の授業を作らないとダメじゃないか」と指摘するなど、問題提起が社会的な議論の場を生んでいる。

ドライバーの立場から

「バイクや車からしても車道に自転車がいるのは怖いです」という運転者目線の声も多く寄せられた。自転車と自動車のスピード差が生み出す危険性への懸念は根深く、「どちらも怖い」という現実の複雑さを浮き彫りにしている。

法律・行政への疑問

「罰金の取り立てがしやすいから自転車を先にやっているのでは?」「都心のレンタルカートのほうがよほど危ない」という法行政への疑問の声も相次いだ。三田村自身が指摘した「レンタルカートの取り締まりが先ではないか」という論点が多くの共感を集めたことは特筆に値する。

◆三田村発言の注目ポイントまとめ

  • 自転車を「車両」として扱う法的定義そのものへの根本的な疑問
  • 自転車ユーザーとドライバー双方の視点から車道走行の危険性を指摘
  • 取り締まりの実効性・警察リソースの限界という行政的な観点を提示
  • 「都心のレンタルカート」という見落とされがちな問題への言及
  • 批判に終わらず「ルールは守りましょう」という建設的な締めくくり

まとめ——三田村邦彦が支持され続ける理由

三田村邦彦が72歳となった今も、なぜこれほどまでに多くの人から支持され、発言するたびに大きな反響を呼ぶのだろうか。その理由を総括すると、次の要素が浮かび上がる。

第一に、長年にわたって積み重ねてきた「信頼感」だ。必殺仕事人の飾り職人・秀として昭和の茶の間に浸透し、その後もブレることなく俳優・歌手・旅番組の顔として現役であり続けた。50年近いキャリアが生む揺るぎない存在感は、どんな新人にも真似できるものではない。

第二に、「体験」に裏打ちされた発言の説得力だ。今回の自転車問題も、自転車に乗る立場と自動車を運転する立場の両方からリアルな体験として語っている。専門家でも評論家でもない「普通の市民」としての視点が、幅広い年齢層の共感を引き出している。

第三に、SNSを使いこなす現役感だ。72歳でXを積極的に活用し、社会問題に対して自分の言葉で発信し続ける姿は、同世代の高齢者にとっての憧れでもある。投稿は感情的なものではなく、論点を整理した上で複数の視点を提示するという構成力を持っており、「さすが俳優」と感じさせる表現力がある。

第四に、「ブレない個性」の強さだ。必殺仕事人の役を嫌がりながらも続けることで国民的スターになり、離婚の苦労を経て現在の家庭を築き、70代になっても映画・舞台・テレビ・SNSで現役という生き様が、日本人の「正直に、諦めずに生きること」への共鳴を呼んでいる。

この記事のまとめ

  • 三田村邦彦(72歳)は新潟県出身の俳優・歌手で、必殺仕事人「飾り職人の秀」が代表作
  • 下積み時代に鳶職のアルバイトをしながら俳優の道を切り拓いたキャリアを持つ
  • 2026年4月の自転車青切符施行に際し、Xで自転車ユーザー・ドライバー双方の視点から問題提起
  • 「私、車道を走るのは怖い!」の投稿がヤフコメ1,078件・エンタメランキング1位を獲得
  • 72歳現在も映画「晴れの国」(2025年)、舞台「おちか奮闘記」などで現役を継続
  • 長男・三男も俳優という「俳優一家」の父であり、現在の妻との間に長女もいる
  • Xフォロワー2.4万人。社会問題に積極的に発言する現役感と説得力が世代を超えた支持を集める

昭和のスターは「過去の人」ではない。三田村邦彦の存在が証明するのは、本物の実力とブレない個性を持つ俳優は、いつの時代も人の心に届く言葉を持ち続けるということだ。自転車新ルールをめぐるSNSでの発言は、そんな三田村の「現在進行形」の魅力を改めて日本中に知らしめるきっかけとなった。

補足72歳で「SNS現役」——シニア世代の発信が社会を動かす時代

三田村邦彦の活動を振り返るとき、特筆すべきはそのSNS活用のあり方だ。2020年4月にXを開始してから現在に至るまで、彼は一貫して自分の言葉で社会に問いを投げかけてきた。フォロワーは2.4万人と芸能人としては決して多くはないが、投稿するたびに数千から数万のいいねを集め、場合によっては10万いいねを超える投稿もある。これは単なる「芸能人のつぶやき」を超えた、社会的な影響力の証明だ。

2025年7月の「男優・女優という呼称問題」への投稿では10万いいね・812万インプレッションという驚異的な数字を記録した。「テレビのニュース番組の司会者は淡々と事象を伝える仕事であって、個人の思想主義は出してはいけないはずだったのに、近年のニュース番組はそうではなくなっている」という指摘も、テレビの変化に対する世代を超えた問題意識として共感を集めた。

また、2025年2月には「テレビ番組でネットの面白動画を流し、スタジオで出演者がコメントする——これではテレビがダメになる。独自のものづくりをしようよ!」という投稿が話題となった。これは業界の内部を知る俳優としての見解であり、単なる批評を超えた「現場の声」として受け止められた。

こうした発言の一貫したテーマは「ルールや社会の仕組みに対する率直な疑問」だ。三田村は決して過激な主張をするわけではなく、「もちろん基本は守りましょう」という前置きや締めくくりを忘れない。批判のための批判でなく、建設的な問いかけであることが、幅広い世代からの共感を生む理由のひとつになっている。

日本では高齢者のSNS利用率が近年急速に上昇しており、65歳以上のSNS利用者は増加傾向にある。三田村のような大物俳優が72歳で積極的に社会発信を行う姿は、同世代の高齢者にとって大きなロールモデルとなっている可能性がある。「年齢に関係なく発言することに価値がある」というメッセージが、彼のSNS活動全体から読み取れるのだ。

自転車問題が示した「市民感覚」の強さ

今回の自転車新ルール問題は、三田村にとって「近所のコンビニに自転車で行く時はどうすればいいの?」という極めて身近な疑問から発信されたものだと考えられる。法律や政策の議論は往々にして専門用語と抽象論に終始しがちだが、「私、車道を走るのは怖い!」という一言は、多くの人が心の中で思っていても言葉にできなかったことをシンプルに表現した。

これこそが「言葉のプロ」である俳優ならではの強みだ。複雑な問題を一言で言い切る力、感情と論理のバランスを保った表現、それでいて押しつけがましくない語り口——これらはすべて50年近いキャリアの中で磨かれてきた「表現力」の産物だと言えるだろう。

三田村邦彦の発言は、芸能ニュースの枠を超えて交通行政・インフラ整備・法規制のあり方という社会問題の議論を呼び起こした。一人の俳優のX投稿が、社会を動かす議論の起点となった——これが2026年4月、春の日本で起きた出来事だ。

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この記事を書いた人

家計改善で教育資金や老後資金を増やしています。この得た知識を皆さんにも共有して、『人類、みんな幸せになりたい』が夢です。
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