「引用」における「出典」の正しい使い方を解説

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出典を正確に示すことは、引用の信頼性を確保し、他者が情報源を確認できるようにするために非常に重要です。以下のポイントに従って、出典を正確に示しましょう。

この記事で分かること
  • 「出典」は「引用」ルールで必要とされているから。(ルールのおさらい)
  • 「出典」の書き方
    ・ 書籍 の場合
    ・ 学術論文 の場合
    ・ Webサイト の場合
    ・ X(旧ツイッター) の場合
  • 「出典」の注意すべき3つのポイント

「出典」は「引用」ルールで必要なこと。
 引用ルールのポイント3選を解説!

出典の明示

引用した情報の出典を明確に示す。著者名、書籍名、出版年、ページ番号、ウェブサイトの場合はURLやアクセス日などを記載し、情報源が特定できるようにする。

引用範囲の明確化

引用部分と自分の文章を区別するために、引用符(””)やインデント、異なるフォントスタイルを使用する。引用がどこからどこまでかが一目で分かるようにする。

適切な引用量

引用は必要最小限に留め、自分のオリジナルな考察や意見を主とする。引用が過度にならないようにし、引用部分が全体のバランスを崩さないように注意する。

「出典」の書き方

書籍 の場合

  1. 著者名 : フルネームを記載します。複数の著者がいる場合は全員の名前を記載します。
  2. 書籍名 : 書籍のタイトルをイタリックまたは下線で強調します。
  3. 出版年 : 書籍が初めて出版された年を記載します。
  4. 出版社 : 書籍を出版した会社の名前を記載します。
  5. ページ番号 : 引用した情報が含まれる具体的なページ番号を記載します。
記載例

出典 : 村上春樹『ノルウェイの森』講談社、1987年、p. 45。

学術論文 の場合

  1. 著者名 : 複数の著者がいる場合は全員の名前を記載します。
  2. 論文タイトル : 論文のタイトルを引用符(””)で囲みます。
  3. 学術誌名 : 学術誌の名前をイタリックまたは下線で強調します。
  4. 巻号とページ範囲 : 巻号と引用した情報が含まれる具体的なページ範囲を記載します。
  5. 出版年 : 論文が発表された年を記載します。
記載例

出典 :
佐藤一郎 “日本文学の現代的解釈” 『日本文学研究』 Vol. 12, No. 3, pp. 123-134, 2020年。

Webサイト の場合

  1. 著者名 : 記載がある場合、著者の名前を記載します。
  2. 記事のタイトル : 記事のタイトルを引用符(””)で囲みます。
  3. ウェブサイト名 : サイト全体の名前をイタリックまたは下線で強調します。
  4. URL : 記事の正確なURLを記載します。
  5. アクセス日 : 記事にアクセスした日付を記載します。
記載例

出典 :
山田太郎 “日本の現代文学” 『日本文学オンライン』 http://www.japaneseliteratureonline.jp/modern-literature、2024年6月22日アクセス。

記載例(ブログの場合)

引用した文章はこの中に入れてください。

出典:引用元のタイトルや名称をこここに書きます。

引用分の中に「出典」を書くこともあります。

X(旧ツイッター) の場合

他人のポストを表示すると、下側に矢印×2つのアイコンがあります。これをタップすると、画面下側にポップアップされた部分の「引用」をタップします。

引用したポストとは別の場所に自分の文章を書き、ポストできます。

リポストとは・・・

自分のフォロワーのタイムラインに他人がポストした記事を流すこと。
要は「拡散」していることです。

「出典」で注意すべき3つのポイント

  1. 信頼性
    信頼できる情報源から引用することが重要です。学術的に評価の高いもの、権威のある著者や出版社からの情報を選びます。
  2. 一貫性
    引用スタイル(例:APA、MLA、シカゴスタイルなど)に一貫性を持たせること。学術論文などでは、指定されたスタイルガイドに従うことが求められます。
  3. 正確性
    引用情報が正確であること。誤った出典情報は、引用の信頼性を損ないます。